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スポンジ剣の作り方

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 来たる2018年10月21日(日)に、サバゲーフィールド「ヴァルハラ」様にて開催予定の大規模LARPチャンバラ「Blade of VLHL(以下ブレバラと呼称)」の為、スポンジ剣を作ろうと思います。

 なお、このスポンジ武器は飽くまでブレバラ用の武器であり、ブレバラ以外の各種LARPにご参加の場合には、それぞれ主催団体の安全基準に従って下さい。

①芯材の準備-----------

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 先ず、剣の芯材として直径10mm程度、長さ1m程度の「FRP棒」を準備します。

 

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 FRP棒はホームセンター等で害獣避けの電気柵の支柱として販売されています。

 

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 電気柵用FRP棒はどうしても地面に刺す為に先端が尖っているので、これを金属用鋸で切り落とします。

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 FPR切断の際には細かい切粉が出るので、眼に入ったり皮膚に触れたりしないよう注意して下さい。

 

 2018/07/04 追記
 槍さんより、切っ先に用いる先端部以外の切断面にも、テーピングを行った方が良かろうとのご指導を頂きました。
 私も次回以降はテーピングしますので、皆様に置かれましてもテーピングの程、宜しくお願い致します。

 

 

※この他にも、樹脂製の芯材であれば使用可能です。
 近所のホームセンターにFRP棒がない場合には、グラファイポールも良いと思います(こちらの方が撓りは上なので、私もこっちを使いたいのですが、私の場合は逆にこちらが近所に無いというw

 

 

②パディング----------

 

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 続いて、芯材にパディングを加えて刃や柄を形成します。
 パディング材はホームセンター等で販売されている厚さ8~10mm・長さ1m~2m程度のアルミロールマットを使用します。
 コスプレ用の剣だとライオンボード(コスプレボード)等を使用する事が多いですが、硬くなってしまう事が多いので避けた方が良いと思います。

 

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 マットを広げ、切り出し予定の図面を書きます。
 今回はオーソドックスな西洋剣にしようと思います。

 

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 図面を引く時に注意する事は、芯材から打突面までの幅、安全マージンです。
 最低マージンは一応側面は2cm以上、先端は7cm以上ですが、推奨マージンは側面3cmです
 今回は、先端10cm、側面3cmを取りました。
 数字だけ聞くと、結構寸胴な武器が出来てしまうのでは? と思ってしまいますが、刃幅7cmなら十分スマートな剣になります。

 また右側の細くなっている部分は柄になります。
 今回は長さ24cm/幅4cmで作りました。戦闘の為に剣を作っていると、刃の長さを稼ごうと、ついつい柄を短く作ってしまい勝ちですが、両手で使うなら最低限これくらい必要ですし、片手で使うにしても矢張り20cmくらいは欲しいです。

 

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 カッターで切り出しました。
 マットは柔らかいので普通の百均カッターで切り出せます。刃をこまめに折っていくとストレスなくマットを切れると思います。
 また切断面に垂直に相対し、切断面が斜めにならないように丁寧に切って下さい。

 切り出した部品ですが、中央のマットを左右のマットでサンドイッチする感じで使います。
 中央のマットは芯材が中で暴れないようにする為のガイドになりますので、中央を芯材の形にくり抜きます。

 

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 アルミマットの表面のアルミを剥がします。
 こうすると接着剤のノリが違う…と思います(実は以前盾を作る時に剥がし忘れたのですが、そんなに違いがなかったり…

 

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 アルミは誰でも剥がせます。
 私はそんなに器用じゃないんですが、それでもほらこの通り。
 この荒れた面を裏に、すべすべの綺麗な面を表にして下さい。

 

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 素材が出来上がったら、組み立てです。
 これらのマットの接着には、ホームセンターや百均で販売されているG17ボンドを使用します。
 ここではホムセンのやや大きめの物を使いますが、剣を一本作るなら、百均の小さめのもので構いません(百均のならコテも付いてるし

 

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 パディングを図のように、表面+中面&芯材で接着します。

 

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 芯材と中のパディングは隙間がないように接着して下さい。  隙間が有ると、芯材が壊れ、破損、ひいては事故の元になります。

 

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 更にもう一枚のパディングも接着して完成です。

 

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 今回は中央をやや細くし、両側面をピッタリ閉じて中のパディングが見えないようにしましたが、慣れるまでは三枚とも同じ太さで切り出して、側面にも三層が出来るようにしても良いと思います。

 

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 次いで良い感じに先端を形成します。
 先に切り出しの段階で切っ先の形を作って張り合わせても良いのですが、剣の一番の見せ場の切っ先で段差が生じると悲しいですからね……。
 ただ先に切った方がハサミは汚れないので、まぁ、最終的にはその辺はお好みで。

 

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 まぁ、偉そうな事を言っておいて、刃のデザインに失敗して先端と芯材のマージンを縮めないように、格好良い切っ先にするように、切りやすいように…とか頭がぐじゃぐじゃになって失敗する事も多いんですけどねw

 

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 続いて柄頭を作ります。
 こちらは剣の尻で、こちらでの攻撃は禁止されているのですが、安全の為こちらもパディングします。

 

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 先ずアルミマットの端材でパーツを作り、二枚重ねたのを貼り付けます。

 

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 このスポンジの周囲に、百均で販売されている粘着剤付きの幅3~5cm、厚さ3~5mm程度のスポンジテープを貼り付けます。

 

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 こうして一巻きか二巻くらい巻き付けて、

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 その上から百均のシルバーの布テープで、

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 ぐるぐる巻きにしてテーピングします。  こんな感じにグリップエンドを作っておけば、すっぽ抜け等の防止になります。

 

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 続いて、各部をテーピングします。

 

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 しました。

 これで刃は完成です。少し振り回してニヤニヤ...もとい、バランスを確認しましょう。  

 

 

③鍔の作成-------------

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 鍔は、本体と同じアルミマットの端材から切り出しても、他の何か柔らかい資材を使っても構いません。
 今回は以前盾を作った時に買い過ぎて、余ってしまった床用スポンジマットを使います。
 このマットは固めなので、刃には使用しないようにして下さい。 

 

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 刃の幅+左右に4cmくらいはみ出す計算で図面を引き、切り出します。

 

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 先に百均の黒テープでテーピングし、別パーツ感を出します。

 

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 G17ボンドをたっぷり塗って接着です。

 

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 接着後、更にテープを巻き、合わせ目を隠して鍔完成です。

 

 

④柄の作成-----------

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 最後に、柄に百均の「貼れる布」を貼ります。

 

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 貼れる布を3cm幅くらいに細く切り、巻き付けるように貼っていけば完成です。
 貼れる布が無い場合は、別に普通の黒テープetcでも構いません。触り心地がちょっと悪くなる程度ですw

 

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 完成図。
 早速振り回してみましたが、長過ぎず短過ぎず、グリップも程よい握り具合で、結構良い感じのバランスになったと思います。デザインは凡庸ですがw
 さて、基本的な作り方は以上です。後は皆さんの工夫次第……是非貴方も自分の手に馴染む、自分だけの一振りを是非作り、10/21開催のブレバラに参加しましょう!

 

 ※参考文献

『LARPビギナーズガイド 総集編』
 槍さん(@fiftyfunfzig)のLARP同人誌です。
 私の雑な画像よりもずっと分りやすく、イラスト付きで解説されています。
 また武器の作り方の他にも、LARPを始める為の様々なガイドが掲載されています。

 

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