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自作兜

Yoroimini
 順番が前後しますが、鎧装備用の兜を自作しましたのでご紹介。

 なお、今回の兜作成に際しては「ほんまさんの手づくり甲冑」内の記事「兜をつくる」を参考とさせて頂きました。

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 先ずは、安全ヘルメットを買って来て、中のインナーを取り去り、縁をピラニアソーで切ります。
 庇の部分だけ、20cmくらい残します。
 「ほんまさんの手づくり甲冑」の作例では、インナーを完全撤去してヘルメット側の突起も削るとしていますが、別のサイトの作例では敢えてインナーを残しているのも有ります。インナーを残すとかぶり心地は良くなるんですが、その分目深に被れず間抜けな印象になるので、注意が必要です。ま、この辺は個人の好みと入手した素材しだいですな。
 私の場合は、たまたま入手したヘルメットがインナーと顎紐がそれぞれ独立してヘルメットに懸下してるタイプだったので、インナーだけ取って顎紐は残すことにしました。

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 あ……うっかり15cmまで切ってしまった……ま、そんなに変じゃないしいいか。安全ヘルメットは案外簡単に切れるので、皆さんは調子に乗って切り過ぎたりしないで下さいww
 その後、切り口を紙やすりで綺麗にします。庇の角は落とさないように。

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 その後、兜に古頭形風のモールドを彫刻します。
 図形は、以前見せて頂いたライスケさんの兜を参考にさせて頂いております。
 正面のモールドを一部簡略化していますが、前立てで隠れるしいいかー。

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 彫刻に際してはリューターを使用しましたが、彫刻刀が有ればそっちの方が良いかも知れません。リューターは上手い人がやれば綺麗に行くのでしょうけど、素人がやると堀跡が凸凹になってしまうので。
 モールドをし終わったら、200~600番くらいのちょっと粗めの紙やすりで全体を磨き、安全ヘルメット特有のつるつる感を無くします。これだけで質感二割増しは固いでー。

 この後、つや消しの黒でだーっと塗って鉢は一旦お休み。


 続いて、錣を作成。
 錣の素材については、「ほんまさんの手づくり甲冑」では塩ビシートを湯煎加工したものを使用しておりますが、塩ビシートはくにゃくにゃになり易く、不器用な自分には無理と判断しました。
 そこで、アクリル板やPSシート等幾つかの手元に有った素材を試してみたのですが、結局PPシートが程々に曲がり、尚且つくにゃくにゃに成らない感じでしたので、それを採用しました。

 
 素材が決まった所で、ほんまさんのところから錣の型紙を落としてプリントアウトし、コンビニでA3用紙に二倍で拡大コピー。一枚だと半分だけなので、二枚コピーして型紙を切り出し、片方を裏返しにして繋げます。こうして出来た型紙をPPシートに両面テープか何かで貼り付け、線にそってハサミで切り取ります。

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 切り終わったら、ドリルで穴あけ。板が傷まないように2mm、4mm、5mmと広げましたが、上手い人や工具を持ってる人ならもっと楽に出来るかと。穴径は5mmか6mmくらいで良いと思います。
 位置は、「ほんまさん」の記事を参考にして下さい。尤も、あんなに開けるのは大変そうなので、前述のライスケさんの兜を参考に、若干数を減らして中央に1、左右3箇所の計7箇所に紐を通す事にしました。これなら楽勝ですね!
 とか思ってたら……PPシートは切り屑が取れにくく、一々ニッパーで切り取らないと行けないのでそれでも結構大変です。この切り屑の処理以外は楽なのですが。これから作業する人は、予め模型店で切れ味の良いニッパーを用意しておくと便利でしょう。

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 終わったら、ガスコンロで炙って錣の曲線を出すのですが……近付け過ぎてクニャクニャに成ってしまわないように注意して下さい。こうなっちゃったらもう廃棄・作りなおしですです。

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 概ね曲線を付けて錣の板材完成。
 多くの兜制作サイトには、錣の曲線は均一ではなく非常に難しく、一つ一つの兜に特徴があって微妙で口伝秘伝の妙味があって云々と書いてありますが、逆に取ればどんな作り方をしてもそれはそれで兜の個性になるという事なので、余りサイトの難しそうな記述に惑わされず、大雑把にフィーリングで作っちゃえば良いと思います。特にPPシートは柔軟性が高いので、紐を通しながら目分量でちょろちょろ直せますし。

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 縅してみた。
 まぁ、なんとなく形になってるんじゃないでしょうか。
 紐は縅し紐なんて高級なものではなく、近所の手芸店で買って来た紺色のアクリル紐(細)です。全部で9mくらい使ったと思います。あ、アクリル紐でも(中)は通らないので注意して下さい。

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 出来たら、兜の外周に合わせて、ドリルで3mmの穴を貫通させます。出来た穴に割りピンをさし、足を広げて完成です。ここは足の短いボルトとかでやってもいいと思います。ああ、ネジでもいいかも。

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 内側には、ホームセンターや百均でお馴染みの、引き戸の隙間を目張りするスポンジテープを貼って、頭の高さを調節します。こういうのじゃなくて、ちゃんとしたスポンジ材を接着剤で付けても勿論構いません。厚さは1cmくらいで良いと思います。

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 作業中、外しておいた顎紐を復帰。
 ヘルメット稼業が長いんで分かるんですが、こういうタイプのヘルメットは珍しいんですよね。一番安いのがこーゆータイプで運が良かったです。

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 最後に、角元を取り付けます。
 手元にあった厚さ5mm・幅1cmの角材と、幅・厚さ1cmの角材を木工ボンドで貼り合わせ、念の為ネジ止めしました。

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 裏から見るとこんな感じ。態々ネジ2本で止めているのは、1本だとくるくる回転してしまうからw
 私はたまたま手元にあった木材で作りましたが、こういう細い木材はネジ止めにちょっとしくじるとすぐに割れてしまうので、もし他にアクリル材とかプラの材料があればそっちを使った方が良いかも知れません。

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 前立ては、シンプルな直径10cmくらいの半月を適当にプラ板で作って、裏に同じく余ってた厚さ5mm、幅1cmの木材で取り付け用パーツをネジ止めして完成。
 その内、天導衆の「天」な前立てや、凝った前立ても作ってみたいです。私は突撃しかしないから香車とか面白いかもw

Kansei
 完成図。
 むう、顎紐がちっとズレとるな。何か考えておかないと。

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